Japanese orchid

Cymbidium goeringii -春蘭”蘭” と言われると胡蝶蘭やシンビジウム、オンシジウムなどなんだかゴージャスな鉢植えをイメージしてしまいますが、実際にはその大半が熱帯雨林のジャングルの木々に着生し、様々な菌類に頼って生育する、植物学的にも特殊な生態を持っているそうです。

植物が他の樹木に着生している様子は日本各地で見られます。
私もつい先日、満開の桜並木の1本にシダが着生しているのを運転中に発見しました。
植物が自生する様子を知る事ってとても大切で、なるべく似た環境にしてあげるとちゃんと元気に育つんですよね。
蘭にとって冬は乾季。荒手のようですが、とにかくお水をあげず放っておけば良くて、ちょうど他の植物が一斉に芽吹く今くらいの時期まで「管理しないこと」が私の経験値では最善です。

さて、そんな蘭科の中でも、”地生蘭”と呼ばれる字の如く、土に根を下ろす種類があります。
そのひとつ、日本自生種の ”春蘭” が我が家の庭で咲いているのを見つけた夕暮れの1shot。
幻想的な写真になりました。

shot by canon X-pro1
w/ FED 1:2,8 F=5cm

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丹羽 朋美
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